株式会社フラップ様(神奈川県)
補助金申請のきっかけ
株式会社フラップ様は2008年に設立した総合フィットネットネスクラブです。創業者の瀧井様は、病院のリハビリテーション部の部長として医学面でのキャリアを積み、訪問マッサージの起業や病院、老人ホームの経営に携わったのち、パーソナル・トレーニング&加圧ジムを特徴とする総合フィットネスジムであるpmlを立ち上げました。創業者の経験を活かした多角的なサービスの提供は、体型を改善したい女性だけでなくプロスポーツ選手からも高い評価を得て、事業は順調に拡大し、現在は都内3店舗、神奈川1店舗を運営しています。
しかし、新型コロナ感染症の拡⼤により、度重なる営業時間短縮や休業が要請され、会費免除や休退会者の増加により収益が悪化し、感染対策を徹底し営業を再開してからもフィットネスジムへの警戒⼼から新規顧客獲得が⼤幅に減少しており、多⽬的スタジオの稼働率も上がらず厳しい状況が続きました。一方、緊急事態宣言による休業の間、特に65歳以上の会員様からは在宅時間が増えたことでの運動不足への不満や、折角継続してきたトレーニングが2ヶ月もできなくなることへの不安、また妊婦や出産後の女性の会員様からは、オンライントレーニングや個別指導を受けられる訪問トレーニングへのニーズなどの声が多数寄せられ、コロナ禍での⽣活様式の変化に対応した事業再構築に踏み切りました。
補助事業の概要と補助金の使い道
多目的スタジオを特徴とするフィットネスクラブを縮小し、横浜市内の住⺠を中⼼に健康寿命の延伸を図りたい60代70代の男⼥、高齢者やリハビリ・体⼒回復が必要な⽅、及び健康なマタニティライフを⾏いたい妊婦等をターゲットとし、訪問・オンライントレーニングを提供します。当社の強みであるパーソナルトレーニングでの実績や医療系の知識・人脈を活かせる訪問トレーニングなどパーソナルトレーニングに特化した業態に転換する取り組みです。
具体的には、多目的スタジオを目玉として駅に近いという利便性を重視してきた横浜店を住宅街に移転し、多目的スタジオは廃止して小規模化を図ります。導入するマシンも省スペース化が図れるマルチなものとし、ターゲット層の変化に対応したボディメイクよりパフォーマンスアップを重視した内容とします。そのため、補助事業では既存店舗の原状回復と新店舗の内装工事を実施します。
代表:瀧井真一郎 様
コロナ禍に対応して新設された「事業再構築補助金」の活用に取り組もうとサイトなどで調べたのですが、様々な条件と類型が細かく分かれており、当社はどの類型に当てはまるのか、何が最適かを判断するのは非常に骨が折れ、日常業務を続けながら取り組むのは正直大変でした。そこで専門家にお願いしたのですが、YKフューチャーコンサルティングさんは当社のやりたい事、予算などを丁寧にヒアリングを行い最適な道筋を的確に示して頂き、事前着手申請もご提案いただけたので納期の不安も抱えることなくじっくりと申請に取り組めました。また当社の顧問税理士とも上手く連携をして頂けたので財務面でも大変、楽になりました。