黒子 ISSEIOGOMORI 様(東京都)
補助金申請のきっかけ
2022年、多摩市貝取にスペシャリティ珈琲専門店 黒子を開店したオーナーの尾籠さまは、もともと大手珈琲店「 SAZA COFFEE」でバリスタの修行をしてコンテストで2年連続日本一になった後に独立し、その知見を活かして珈琲豆の輸出入、卸、関連機器メーカー等のコンサルティングを本業としていました。しかし、コロナ禍による消費の減少や市場の縮小、および原油価格高騰による輸送コスト上昇などの影響を受け、新たなビジネスモデルの構築が課題となり、地元多摩市で顧客と直接取引ができる専門店の開店を決意し、事業再構築補助金の申請を検討されました。
補助事業の概要と補助金の使い道
本事業では、多摩市貝取エリアに飲食小売店を新規に出店し、地元住民に対してプロのバリスタが淹れた拘りのスペシャリティ珈琲の販売を行います。同時に自社の珈琲豆等の関連商品の店舗販売や珈琲文化の醸成と地域交流に向けたセミナー・教室を開催し、珈琲を軸とした複合的なビジネスを展開します。スペシャリティ珈琲は、コロナ禍などの影響の中でも高齢層・富裕層を中心に比較的需要の伸長がみられ、今回出店するエリアは高齢層が多く住む潜在需要が見込める立地環境です。また、オーナーは長年珈琲業界でコンサルティング業を営んでいたことから仕入力・企画力で一般の珈琲ショップと差別化が図れており、アフターコロナの中でも安定的な店舗運営が可能です。
店主:尾籠 一誠 様
今回、すでに店舗の内装工事を発注していることから補助金の活用は難しいと考えていました。しかし、YKフューチャーコンサルティングさんに相談したところ、事前着手という方法があると聞きお願いすることになりました。当方は補助金の申請が初めてだったので、わからないことが多くあり、しかも補助事業をすでにスタートさせているので開店の準備に追われあまり時間のない状況でした。そのような中でも代表の河村さんからは、補助金の獲得だけではなく、店舗運営の継続に向けてのアドバイスも多くいただくことができ、結果としてスムーズな開店を迎えることができました。今も補助事業を進めている段階ですが、地元での認知度も高まり、計画通りの事業が行えている状況です。今後は、さらにIT導入補助金などを活用した自社ECサイトを企画しており、そこでもYKフューチャーコンサルティングさんにご支援いただこうと考えています。何か事業で困ったことがあったら、まずは相談してみることをお勧めします。