株式会社Bcode様
補助金申請のきっかけ
2019年、大手インターネット関連企業でソフトウェアエンジニアとして所属していた小林様は、コロナ禍を契機としたライブ配信市場の飛躍的な拡大をビジネスチャンスと捉え、大学時代からの友人であった漣様とともに株式会社Bcodeを立ち上げました。主力事業は、PocochaやTikTokなどで活動するライバー事務所「アルファ」の運営で、独自のライバー育成メソッドやマネジメント力で他社との差別化を図り、安定的な成長を実現してきました。しかしながら、ライブ配信市場の拡大に伴って多くの競合が市場に参入し、競争が激化してきました。また、配信プラットフォームを活用するビジネスモデルでの自社の利益拡大などの課題を解決するために、新たな差別化ポイントを確立するというビジョンのもと、ものづくり補助金の申請を検討されました。
補助事業の概要と補助金の使い道
補助金を活用した新事業では、2つのシステムを構築されます。一つ目は専用物販システムです。Bcode社が育成してきた所属ライバーの中には、多くのファンを獲得したスターライバーがおります。そのファン層に対して、さらに満足度を高めつつ収益力を強化するために独自のグッズ製作・販売を行い、配信中のファンの購買行動に対してライバーがリアクションを取れるようにリアルタイム連携することで高い利益率を目指します。もう一つは最新のVR技術を活用したメタバース配信システムです。これは、ライバーがVR環境を構築して豪華な背景を使うことができるようになり、配信の品質を向上させるシステムです。具体的には、自宅の部屋からの配信が壮大なステージからの配信に変化したり、世界の遺跡や観光名所からの配信のように表現したりすることが可能になります。自社の所属ライバーに提供させることで事務所のブランディングなどの効果も狙います。
代表:小林 様
今回の事業を検討するにあたり、複数のコンサルティング会社に相談をしていましたが、YKフューチャーコンサルティングでは、採択率についてしっかりとした説明があり、また申請に関する説明も分かりやすく感じたのでお願いすることになりました。当方は補助金の申請が初めてだったので、わからないことが多くあり、また事業環境の変化が激しい業界であることからその対応に追われ、あまり時間のない状況でした。そのような中でも代表の河村さんからは、補助金の獲得に向けた多くのサポートをしていただき、安心して事業の検討を進めることができました。今後も様々な新しい事業にチャレンジしていくビジョンを持っているので、またフューチャーコンサルティングさんにご支援いただこうと考えています。何か事業で困ったことがあったら、まずは相談してみることをお勧めします。