株式会社地耐協様
補助金申請のきっかけ
株式会社地耐協様は2014年設立で創立8年の新しい会社です。代表は宮崎県で創業し設計士として長年建築業界に関わっており、大切な家族を長年にわたって守る家づくりはとてもやりがいのある仕事と感じて事業を展開してきました。1995年に発生した阪神大震災で「自然を相手にすると家はもろい」と感じたことをきっかけに「安心して暮らせる家」について考え、家づくりにおける地盤について見直しが必要と考えました。代表は度重なる地震災害を目の当たりにし、軟弱地盤や液状化の対策として、従来の工法に比較して安価で施工が容易、かつ信頼性の高い「スーパージオ」工法(以下、SG工法)を開発しました。この工法は、既に日本国内で多くの実績を上げ、その技術の有効性が証明されています。今後は、アジアの地震被害の多い国々へのビジネス展開することで、グローバルに「安心して暮らせる家」を提供していきたいと考え最初のターゲットとしてインドネシア進出を検討する中で、この度の補助金申請を決意されました。
補助事業の概要と補助金の使い道
補助事業では、インドネシアへの進出にあたり新たな地盤強度調査機器の開発を中心に、インドネシアでのビジネス立ち上げを行います。具体的には、補助金は、新たな地盤調査機器開発費、海外進出のための専門家経費、海外旅費等に利用します。これにより、インドネシアでは難しかった地盤強度の測定が現地で可能となり、「スーパージオ」工法の普及促進が進みます。
代表:猪野 明彦 様
ものづくり補助金に取り組むのは初めてでした。インドネシア進出に関しては、既に他のコンサルタントの支援をもらって事業計画を作成していました。この事業計画を実行するにあたり、ものづくり補助金への申請を考えました。最初に公募要領を見た時は大変そうなイメージでしたが、YKフューチャーコンサルティングさんから重要事項の抜粋と説明をいただき、申請作業を支援いただいたことで無事に採択されました。