アステリズム合同会社様
補助金申請のきっかけ
2015年、製薬会社に勤務していた田村さまは、IT技術者8名とアステリズム合同会社を創業し、代表社員に就任しました。大手セキュリティ会社、大学、独立行政法人等に常駐していた社員たちのIT技術を活用し、大手SIerなどからサーバー設計運用保守やプログラム設計開発保守などの業務を受注し、安定した事業展開を行っていました。しかし、コロナ禍や物価高騰による景気悪化に伴い、受注が減少するなどの影響があるとともに値上げ抑制の圧力もあり、下請けではなく自分達が主体となったビジネスを行うことで社員の雇用維持や地域への貢献を実現したいと考え、つくば市産の農作物を使った食品加工工場の設立を決意し、事業再構築補助金の申請を検討されました。
補助事業の概要と補助金の使い道
新たな事業では、つくば市に食品加工工場を新築して地元産の農作物を仕入れ、漬物や総菜に加工して直売所等での販売を行います。また、農家の出荷効率を向上させるため、当社のIT技術を活かして「スマートフォンで簡単に扱える出荷システム」を構築・提供し、生産者と加工工場が密接につながり一体となった生産活動を実現します。漬物や総菜は古くからある商品ですが、コロナ禍による中食需要の高まりから近年需要が伸長し、さらに健康意識の高まりからキムチ等の発酵食品が注目されています。代表の田村さまはもともとつくば市の出身で、多くの生産農家との繋がりがあり規格外野菜などの仕入れルートを確保していることからスムーズな事業立ち上げが可能です。
代表:田村 佳代子 様(写真右下)
今回の事業を検討するにあたり、工場を新築する事業での補助金採択は難しいと聞いており、不安を抱えていました。しかし、YKフューチャーコンサルティングさんに相談したところ、しっかり必要性を訴求すれば可能性はあると伺いお願いすることになりました。当方は補助金の申請が初めてだったので、わからないことが多くあり、しかも事業も全く新しいことにチャレンジするためその準備に追われあまり時間のない状況でした。そのような中でも代表の河村さんからは、補助金の獲得だけではなく、事業の立ち上げに向けてのアドバイスも多くいただくことができ安心して開業準備を進めることができました。今後は、さらにIT導入補助金などを活用した自社ECサイトを企画しており、そこでもYKフューチャーコンサルティングさんにご支援いただこうと考えています。何か事業で困ったことがあったら、まずは相談してみることをお勧めします。
アステリズム(同)
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