株式会社しごとば様
補助金申請のきっかけ
当社は、創業10年のIT機器等の在庫管理、検査、設定、検品、問い合わせや修理対応を行う物流会社です。 創業当初は、紙媒体の販促物の制作や在庫管理、DM発送委託等からスタートし、2016年から、本格的に、 ロジスティクスサービス、IT機器運用サポートサービスに参入しました。営業坪数1500坪の施設で「倉庫管理(入庫・出庫・在庫管理)」「セットアップや梱包作業」「配送・回収・返送受付(宅配便・路線便・チャーター便)」の運用、また、IT機器については、「機器保管・シリアルナンバー管理」「キッティング」「HDD消去」「返却受付・回収」「配送」など、クライアント企業の商品・備品・販促物の管理にかかる一連の流れをサポートしております。
一方、コロナ禍以降、当社を含む、物流業界は、物流の増加に伴い、人手不足が深刻化しつつあります。また、DXの加速に関連し、従来はインターネットに接続されていなかったモノに対し、センサー機器を取り付け、制御を行う製品が実用化され、IT機器を取り付ける分野は、大きく広がっています。こうした人材不足と市場拡大の背景から、ニーズが顕在化しています。そこで、ものづくり補助金を活用し、生産性向上ができないか、検討しました。
補助事業の概要と補助金の使い道
在庫管理、倉庫管理、キッティング、配送管理までトータルでサポートするシステムを構築し、「問い合わせ対応」「オーダー管理」から「在庫引き当て」、「在庫管理」「配送管理」を軸とした業務プロセスの革新に取り組みます。
また、自社のノウハウ、業務管理のツボを自社独自のシステムとして構築し、他のユーザに展開することで、受注から、IT資産管理、キッティング、配送までワンストップで実施する「IT資産管理プラットフォーマー」としてビジネスを革新します。
代表取締役:野津 裕之 様
当初、区の助成金に申込ましたが採択されず、やむを得ず自己資金のみでプロジェクトを進める決定をしておりましたが、紹介者を通じて河村様をご紹介いただけたことをきっかけに、急遽、ものづくり補助金へチャレンジすることとしました。その時点まではモノづくり補助金を想定しておりませんでしたので、申込締め切りまで大変短い準備期間でスタートすることとなりました。河村様とコンタクトしたのが10月8日、申請締め切りが10月24日という短い期間でしたが、ものすごいスピードで、当社事業内容や今回のプロジェクトの内容、目的を的確に把握され、整理され、素晴らしい内容の申請書に出来上がっていきました。その仕事のスピードに大変驚き、そして大変頼もしく感じました。もちろん採択を得られたという結果にも感謝するとともに、加えて今回の申請書類のブラッシュアップの課程において、当社をこれまでの物流企業という軸を前面に押し出すで無く、ITプラットフォーマーへの転換を目指していく、という当社ではこれまでに思いつかなかった新たな方向付け、新たな当社の一面を引き出して頂けたことにも大変感謝しております。
改めてサポートいただきました河村様、田嶋様、ご紹介者である藤原様へ感謝申し上げたいと思います。