株式会社東京ケンブリッジインターナショナル様(東京都)
補助金申請のきっかけ
当社は、2012年5月にイギリス出身の代表シェリフ グレン アンドリューが、就学前の幼児にバイリンガルで教育する重要性を痛感し、東京都世田谷区桜新町に認可外保育園として設立したインターナショナルスクールです。「未来を担う子供たちに真の英語によるコミュニケーションを身につける場を与えること」を経営方針とし、子供の個性を重視したアットホームな指導と、子供を預ける時間帯や日数の選択肢が多いため利便性が高いことが保護者から高く評価され、顧客満足度は高く口コミによる入学者が非常に多いのが強みです。しかし少子化に加え新型コロナウィルスの影響により、対面授業を行う当社の売上は2020年度にはコロナ以前の2018年度比40%以上減少してしまいました。
そこでこれまで培った教育ノウハウとブランド力をコンテンツ化し、オンラインプログラムを提供する事業へと業種転換を図ります。
補助事業の概要と補助金の使い道
コンテンツ開発は、マルチメディア技術を活用し、音声と画像を同期させることで教科書を読んだり映像を見るものとは大きく異なるリッチなユーザー体験ができる講義です。居住場所に関係なく、日本国内中のどこからでもオンラインでアクセス可能なため、全国に認知度を高めてゆきます。
新規事業に活かせる当社の強みは、①自然な英語でのコミュニケーション力で国際的な思考の素養を養成できる、②視覚、聴覚、触覚、運動感覚をフルに使用し、イギリスの7割の小学校で導入されるほど正しく読み書きをするための基本動作を学ぶメソッドとして定着しているジョリーフォニックス ・プログラム、③自主性を重んじるモンテッソーリ教育法による図画工作、ブロック、パズル、ゲームなどの当社独自の英語学習カリキュラム、④英語を単純に学ぶのではなく、数学を学びながら英語も身につくプログラム、です。これらの教育コンテンツ組み込んだユニークなユーザー学習体験(コンテンツと配信の両面に)を提供する、オンライン学習プログラム「ケンブリッジ・オンライン・ソフトウェア・プロジェクト」を新たに開発します。
代表:シェリフ グレン アンドリュー 様
本プロジェクトに着手するにあたっていくつかの認定支援機関などに連絡を取りました。打ち合わせや相談を通じて、価格、資格、経験、実績、能力など様々な基準から、いくつかの候補に絞り込んでいく中で最終的に様々な企業への事業計画書作成に携わってきた経験と自信をお持ちのYKフューチャーコンサルティング様にお願いすることにしました。河村さんは当社の業種分野での経験が少ないのは事実でしたが、計画書の作成に携わりたいという熱意が伝わってきました。こちらの要望を伝えやすく、提案に対して前向きな回答が得られるので、安心して取引することができました。また、河村さんからの返信は、こちらの質問に対する詳細な説明と、さらなる提案の両方を、常に迅速に行ってくれました。当社の要望を聞き入れ、工程や計画書の制作に至るまで柔軟に対応していただけました。より安価なサービスを提供する支援機関もありましたが、YKフューチャーコンサルティング様では採択後の提出物作成のアフターサポートも含む、完全なパッケージとしてサービスを提供されています。それだけでなく、プログラム開発における発注先探しの相談にも乗って頂き、満足した成果を得られたと同時に、新規事業を軌道に乗せることができました。当社の申請が成功したのは、同社の良質なコミュニケーションと継続的な提案改善によるものだと考えています。とてもポジティブな経験と捉えており、業種分野を問わず、当社はYKフューチャーコンサルティング様を確実に推薦します。