株式会社OLS
販売業
補助金申請のきっかけ
OLS様は「トレーラーハウスが運ぶ、明るい未来と地域の絆」をモットーにトレーラーハウスの製造・販売を営むベンチャー企業です。代表の大蔵様は、従来から環境保護、災害地支援、地方創生などの社会問題の解決に対する関心が高く、あらゆる社会問題に有効な手段としてトレーラーハウスに注目してきました。現在、11店の提携代理店を抱え、日本全国にトレーラーハウスを提供できる体制が整っています。 同社は、フルサイズと呼ばれる大容量のトレーラーハウスを製造できる国内唯一の事業者ですが、フルサイズのトレーラーハウスは顧客元への搬送時に各種の煩雑な行政手続きを経た上でやっと公道走行が可能であることから運搬にかかる手間とリードタイムの削減が課題となっていました。そこで本課題解決に寄与する新構造のトレーラーハウスの試作開発のため、補助金申請を決意されました。
補助事業の概要と補助金の使い道
新構造の伸縮型トレーラーハウスは、公道走行時に容積を縮小することで一般車両同様の扱いとされ手続きが簡略化できます。一方、顧客元での利用時は伸張させることでフルサイズ同様の容量の確保が可能です。これによって顧客利便性の向上だけではなく、顧客に対して短納期、低コストでの提供が実現します。既に福井県鯖江市や茨城県水戸市と災害協定を締結済みの同社は今後、他の地方自治体との協定を拡大しながらトレーラーハウスを活用した被災地支援にも注力される予定であり、そこでも機動性と利便性の高い本製品の活躍が期待されています。
代表取締役: 大蔵 隼人 様
補助金申請にあたって金融機関から河村様をご紹介いただきました。初めてのチャレンジでしたが最初に重要なポイントを丁寧に教えていただき補助金の全体像が理解できたため安心して着手できました。対話を通じて私自身の新規事業にかける想いを引き出していただけただけでなく事業を行う上での留意点も事前に明確になったなど、一人では思い付くことのなかった新しい気付きも得ることができました。採択された直後は私自身も大変、多忙となり実務に終われる日々でしたが、スケジュール管理や報告の資料の手配までしっかりとアフターサポートをしていただいたお陰で無事に事業完了に至りました。また、次回もお願いしたいと思っています。